もともとは2012年に購入していて積読状態だった。時間がない。のと、やる気がでないので一向に伸びない。伸びないのでもっと効率を上げて短い練習でなんとかならないかなぁと思っていたところに、そういえばこういう本も買ってたなぁと思いだしたので読んでみることにした。


ピアニストの脳を科学する: 超絶技巧のメカニズム


著者の方の研究動機がピアニストならだれでも知っておきたい「からだ」のことの訳者の方と似ているなぁ。と思ったのですが、最後の略歴をみると同じ方でした。

内容はプロピアニストの脳がアマチュアもしくは非音楽家の人とどのように違うのか。というのが解説してあるのがメイン。脳のどこが大きいのか、繋がりはどうなっているのか、どのように筋肉に伝達されているのか。それらはどうやって形成されていくのか、などなど。

そして、読み進めると非常に残念ながら…

時間がない。のと、やる気がでないので一向に伸びない。伸びないのでもっと効率を上げて短い練習でなんとかならないかなぁ

が明確にNOとわかってしまう。

それどころか、脳細胞の発達の効率が若い方が圧倒的に良いというのが思っていた以上に根拠ある情報で書かれている。年齢による成長効率の差は思っていた以上に結果に差を与えるというのがわかった。少なくとも読んだ限り子供の時にそこまで練習を積んでいない人間が大人になってから例えどれだけ練習に時間を割いたとしても、どうしようもないレベルの差がついてしまう。そして、それらは脳細胞的に埋めることができない。

というふうに自分は読めた。ある種、諦めがつくという意味ではよかったのかもしれない。

ピアニストならだれでも知っておきたい「からだ」のことよりも後の発刊ということもあってか、そちらに載っていなかったプロとアマのからだの使い方の違いなども記載されている。

さて、読んだうえでいくつか疑問があるので少し書き留めておく。

  • 他の楽器の場合でもどうように脳の成長効率は年齢によって異なるのか
    • 本の内容ではピアノに関しては青年期からはじめてプロになるのはムリといって差支えないように読める
    • しかし、例えばギターとかベースとかは青年期ぐらいからでもプロになってそうな人がいるイメージがあるがどうなのか
  • この理屈だとジストニアはキーボードのうち過ぎでもなりうる?