まとめて読書感想シリーズ。もう何冊か読んでるんですが、記事のタイトルがこれ以上長くなってしまうとアレなので次回以降に持ち越し。


絵を見る技術 名画の構造を読み解く


絵画の価値的なものがイマイチわからないということと、そもそも好みじゃないかどうかぐらいしか感想を持つようなことがなかったので、どういう観点で絵を見るとよいのか。というのを知りたいと思って読みました。

本の最後の方の線を何等分して対角線で…という部分は内容的に頭に入れるのが厳しかったですし、ものによっては「若干こじつけでは?」と思うようなところもあったのですが、それ以外は事例も豊富でわかりやすい説明でした。芸術といえば感性の世界というようなイメージがどうしても付いてまわってしまうのですが「なるほど、よく計算されて描かれているんだなぁ」というのがわかります。そして、それらが緻密であれば芸術作品としての価値もあがる。この辺りが納得できてよかったです。

歴史も含めた色の話(なぜ金と青の組み合わせが豪華なのか)などや、絵画限定ですが近代アートがなぜ価値があるのかというのにも少し触れられておりよかったです。全体的に満足。


俺か、俺以外か。 ローランドという生き方


少し前にネットサーフィンする癖があったときによく掲示板で見かけることがあって、面白い人というイメージがあったので読んでみました。

この人は成功体験に基づく自信と自分の哲学が強い人だなぁ。という印象を受けました。ここでいう成功体験は結果が成功であったかどうかではなくて、やりきったという体験を指してます。なので「やりきった体験」といった方が適切かもしれません。思えば自分もやりきった体験のようなものは少ないながらあったりはしますし、それらは当時いろいろと自信にもつながったりしたような気がするのですが、もはや昔の話で今は大変厳しい。

本の収益は全て寄付に…という記述が最後にあって、Kindle Unlimitedで読んだのがちょっと申し訳ないと思いました。(Kindle Unlimitedの収益ってどうなってるんですかね)


ボクはやっと認知症のことがわかった 自らも認知症になった専門医が、日本人に伝えたい遺言


ここ数年祖母が認知症と(そう遠くない将来、両親もそうなるであろう)いうこともあって、本屋で目についたので手に取りました。著者の長谷川さんのニュースは確か当時見た覚えがあり、それが後押しして購入しました。特別難しい記述はなく、認知症についての簡単な解説とご本人の経験が柔らかい語り口調で書かれています。認知症の方への接し方に割とページの多くが割いてあるので、一読しておいて良かったと思いました。

所感


ここ1ヶ月はあまり小説を読んでないのでそろそろ小説に戻りたい。