フォトギャラリーをLycheeというOSSで再構築しました。その際に昔の写真をみたりしていろいろと感じるところがありましたので書き残しておきたいと思います。

完成物とか環境とか


動いている実物はここです。次のような環境で動かしています。

LycheeにはOrgに移る前のオリジナルの開発者の方が作成されていた3.x系のバージョンとLaravelで作り直した4.x系があるのですが、4.x系を使用しています。こちらはまだベータ版ですが、問題なく動きます。

本番で稼働させるまでにいくつか希望の機能や不具合があったのですが、それらは全部PRをだしました。幸いなことに全部マージしていただけました。まだいくつか不具合を見つけていたりするのでそれらもPRを出せればと思います。

再構築の経緯


もともとちょうど1年前にこのサイト(静的サイト)に LightGarelly + Vue.js + Justified Garelly(要jQuery) という組み合わせでフォトギャラリーを組み込みました。その当時の記事は次のとおりです。

これは記事のとおり妥協の産物であったわけです。その後、しばらくそのままとしていたのですが、やはりDBを使って管理したいという欲求がでてきました。ちょうどそのころにとある事情によりAWS LightSailのインスタンスを持て余すという状況となったということもあってLycheeというOSSに移行しようかという気持ちが高まりマクリスティしてししまいました。これについては下記の記事に詳しく書いています。

この度、冬休みでまとめてやってしまおうと思ってやったわけです。また、バックアップの問題が解決したということがあります。LightSailはスナップショットを取得できるので、バックアップは全部そちらに任せることにしました。これも移行を後押しした動機の一つであります。

所感


以降は技術的な話はないですが、気付いたことや困ったことなどについて書いていきます。

写真の整理

アップロードする前にこの機に全ての写真(ローカルに保存しているもの)を一度整理したのですが、いままでの度重なるパソコンの買い替えや適当な管理方法(その名の通りまとめてない写真とかいうフォルダがあったり)により整理に非常に苦労しました。

また、いままではとりあえず全部の写真を保存していたのですが、ブラケット撮影の中でも不要なものは真ん中の露光以外のみ残したり、ブレたり露光オーバなもの、誤って撮影したものなども消しました。しかし、これらを消しても数GB空いただけで、まだまだパソコンのストレージに余裕がなく大変厳しい…。

撮影技術や対象の変遷

昔の写真をみていると、今の自分では絶対に撮影しないような構図で撮影していたりして、最低限のポイントを押さえて意識的に撮影するだけで変わるもんだなぁ。と思いました。いちおう昔も創意工夫して撮ろうとした痕跡はあるんですが、セオリーから外れているとやはり見劣りしますね。

反面、今では撮影しないであろう対象物を撮影していたり、とりあえずなんでも撮っているので意外と面白いものが写っていたりして、撮ること自体を楽しんでいたんだろうなぁ。と思いました。なぜそこから先に昇華できなかったのでしょうか…

カテゴライズの問題

私の場合は旅行などの写真が多いのですがいつというよりかは場所でカテゴライズしました。う~ん、これはどうなんでしょうか。正直なんとも言えません…。

また、写真に限った話ではないのですが、カテゴライズをする際にいつも困るのが両方にまたがるものをどのように管理するのか。という問題です。

複数のアルバムに属すようにしたいものに関しては複数のアルバムに放り込んだのですが、これは2重管理です。タグ機能があるのでタグをベースに自動でアルバムを生成してくれるような機能があればなぁ…。と思っています。これもPRを出せればと思います。

サイズの問題

アップロードするサイズをどうするかということで非常に困りました。フルで上げればVPSのストレージが枯渇するし、通信量も増える。しかし、大は小を兼ねるということもあってどれくらいのサイズとするか迷いました。

結果、ほぼすべての画像を元のサイズの40%でクオリティは75%としました。私は普段squooshというサービスを使って画像の圧縮を行っているのですが、流石にアップロードする枚数が多すぎ(合計1400枚くらいでした)たので、Adobe Lightroomで書きだすタイミングで行うようにしました。

ほとんどの画像が1枚300KB以内くらいで収まっていると思います。余談ですが、このサイトにアップするときは元のサイズの20%~25%くらいでアップしているのでこのサイトに上がっているものに比べると大き目の画像になっています。

アップロードした写真の基準

写りの良し悪しというよりかは自分の記録の方に重きを置いたので構図とかが良いものは少ないです。同じような写真や場所のものは一番良いものを選びました。ほんとうはザックリ全部アップロードするくらいの勢いでやりたかった(選ぶのが手間だったので)のですが、やはり赤の他人も含めて顔が写っているのはマズいと思ったので気を使ってアップロードしました。人の顔が写っているものは解像度が低くて特定できないか、特定できそうなものにはモザイクをかけてます。

この辺り自動でモザイクかけれるような仕組みを作れれば楽になるかもしれません。

レタッチ下手すぎ問題

改めて自分のレタッチを見ると「やりすぎでしょ。オイオイィィィィ~~~~~」みたいなものが結構あったのでこちらも勉強して上達できればと思います。

写真の消滅とバックアップ

見直しているとやはり度重なるパソコンの移行と適当な管理によってか、間違いなく撮ったはずの写真が大量に消滅していました。まず2011年が4枚しかなかったのですが、これはありえません。この時は私はアクアリウムをやっていた(2010~2012)ので大量に撮影していたはずなのですが、ありませんでした…。また、2010,2012,2013年あたりの写真もやたら少なかったです。もっと撮ったはずなのですが…

2015年に至っては1枚もなかったのです。この年は残業にまみれていてどこにも行ってないし大して撮っていないというのはなんとなく覚えているのですが、それにしても0枚は流石にないのでは…。他にも明らかに行ったはずの旅行の写真が1枚も存在しないなどショックの極みでした。

現在はRAID1のNASにバックアップを取得しているのですが、クラウドバックアップを考えた方がいいかもなぁ。と思いました。しかし、やはりどうしても他人が写っているものを(非公開であったとしても)クラウドにアップロードするというのに抵抗感があって、どうしたものかなぁ…というところです。

撮影しておいてよかった

ここ最近まであまり写真を見直すということをしてこなかったのですが、やってみると撮っておいて本当に良かったと思います。なぜそれを撮ろうと思ったのかといった写真そのものの記憶だけでなく、撮ったその時の前後になにがあったのか、というような写っていないものも含めて思い出せます。まあ、まったく記憶にない(場所すら)ものもそこそこあるのですが…。

それゆえに、結構な量の写真が消滅しているというのは残念です。

まとめ


今回やってみて思ったのをまとめると…

  • まとめて整理するのは手間なので撮影都度整理する
  • とりあえず、写りの良し悪しは置いておいて撮りまくるようにする
  • クラウドバックアップの検討
  • Lycheeには欲しい機能や不具合はフィードバックしたい

おわり。