おピアノのお発表会が近いのでホールでおレッスンを受けてきたわけですが、もうよくわからなくなってきました。

とあるフレーズで「そこもっとパリッという感じで」といわれたので「シャウエッセンかな?シャウエッセンシャウエッセン…」と思いながら弾くわけですが「ふわぁっとしてるからもっとパリッ!」といわれるわけですね。で「シャウエッセンシャウエッセン…」で弾くんですけど、それでもぉ「もっとパリッ!!」って言われるんですよ。「シャウエッセンシャウエッセンシャウエッセンシャウエッセンシャウエッセンシャウエッセン…」とかやっていくうちに最後はもうね。フォルテになってるんですよ。ここ強弱指定ピアノなんですけど、フォルテでいいんすか?マジでシャウエッセン??

他にも「ここのシンコペーションもっと出す」とか「ここメツォフォルテだけどフォルテくらい出していい」とか指導いただきまして、最後に通しで弾いてみるわけですね。「んん??これ全編フォルテでは??全編シャウエッセンでは??ハンガリー舞曲じゃなくてシャウエッセン舞曲ではぁぁぁ???」という気持ちになった。もう強弱がよくわからない。

そういえば、その昔なんですがホール練でとある曲を練習していた時に横で見ていた友達に「ちゃうちゃう。そういうのはもっとこんな感じでたたきつけるような感じでバーン!!やバーン!!」などと言われてマジで鍵盤叩きつける勢いでバーン[1]してたので「ええぇぇ??ゴリラかよ??」と思った[1:1]のですが、根本的に自分のその強弱に対する認識みたいなのが誤っているのではないのかと今回のも含めて思った。思ったんだけど、音を大きく出そうとするとどうやっても力が入ってしまうので非常に疲れる。これも根本的に体の使い方が間違ってるとは思うんですね。要するに厳しい。

後はそもそももうこのレベルの曲になると暗譜しないとどうしようもないのではないかという疑惑が浮上しているんですよ。もうね、譜面みて手元見てとか高速に切り替えてどうこうできるレベルの曲じゃないんですね。たぶん。いやね、私も今回のやつはある程度暗譜に近いとまでは言えないけど半暗譜みたいな状態にはなってると思うんですよ。これがどういう状態か簡単に説明してみたいと思うんですが、1+1を計算するのにわざわざ「1と1を足して2」みたいなことを考える人は、まあ、そうそういないと思うんですね。反射的に2が出てくると思うんですよ。つまり、暗譜というのはたぶん、わざわざ次の音が何かとか頭で考えてなくて、手が覚えてるような状態だと思うんですね。例外的に外しやすいところは「次は×」みたいなのはハッキリと意識することはありますが。

で、まあ、この半暗譜みたいな状態は緊張とかすると割とあっさりと飛ぶんですよ。飛ぶというのはもうなんていうんですかね。次がもう弾けなくなるんですよ譜面凝視しないと復帰できないみたいな感じです。例えば「1+1に正解できないとお前は1000兆円の借金を背負うことになる」とか言われてみたら「1+1=2」は反射的に出てこなくなると思うんですね。「えっ?2だったよな…2で間違いないような…もしかして3?」みたいな気持ちになると思います。半暗譜というのはたぶんこういう感じなんですが、そういう場合に出来るだけ演奏を止めないように右か左かのうち続行可能な片手のみで続行させて、止まった方の手は譜面で弾いてるところを探して追い直して入れるところから入りなおすみたいなことをするんですが、今回は弾いてるところを譜面で追い直すのに苦労しており大変厳しい。

要するに全体的に大変厳しさしかない。


  1. ※女子です ↩︎ ↩︎