いちおうキャンペーン終わったので雑な感想書きます。若干ネタバレもあるかもしれません。やったのはVRモードとキャンペーンモードだけです。マルチはやってないです。

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先に結論


長くなりそうなので先に結論だけ書いておくとこんな感じ

  • VRかなりよかった
  • 04とか5のあたりに思い入れのある人は「あ~あれね」みたいなネタがかなり盛り込んである
  • 天候表現は素晴らしい
  • ストーリーとかミッション内容はいつもの感じ
  • 難易度は高めの気がした
  • 自分の年齢的な問題なのかいろいろもうムリだなと思った

全体的に自分がもうゲームするのが厳しいんだろうなと感じました。理由は後述します。

エースコンバットシリーズに対して


私はこのシリーズが大好きで「1~6、Zero、AH」とコンシュマー機のものはたぶんINFINITY以外はやっています。6に至ってはエースコンバットをやるためだけにXboxを買いました。

特に04が好きで「一番好きなゲームは何か?」と聞かれればたぶん04を挙げると思うくらい好きです。特にあの淡々としつつも重厚で物悲しいストーリーは当時中学生ながらにかなり引き込まれて、公式サイトに書かれた設定も何度も読み返しました。そして、何度も何度も繰り返しプレイして、おそらく最もプレイ時間の長いゲームといっても過言ではないくらいプレイしたと思います。今でもプレイした全てのゲームの中で最も洗練されたストーリーだと思っています。まあ、これは当時の中学生の時の感想なので今やったら変わるかもしれないんですが…。

そんな自分が今作に期待していたのは言うまでもなく、PS4が出たときからずっとずっと待っていたし、このためにPSVRも買いました。

以下、良し悪しの順序不同で感想を書いていきます。

VRについて


もうこれは素晴らしかったです。いつかその昔に「将来こういうゲームができるようになるのかな?」というのを考えたことがあるけれども、当時空想したようなものが現実のものとなってできたのは非常に良かったです。この感じで行けばもう少し近い将来にもっとクオリティの高い体験ができるんだろうなというのは想像に難くないですし、そういった日が来るのをこころから楽しみに待っています。あと意外にも全く酔いませんでした。

04をベースにしているので04に思い入れのある自分としてはとても良かったです。BGMも当時のもののアレンジで懐かしさを感じながらプレイできます。まあ、ただその反面Mobius1はいつまで酷使されるのだろうか?というのもあって、そろそろ別の何かにしたほうがいいんじゃないかという気もしました。

また、クリア後にAIR SHOWモードがあるのですが、これも(私の記憶が正しければ)2のBGMが使われていたので控えめに言ってテンションが上がりますね。

余談ですがVRについては何というか画質が限界なのかPS2以上、PS3未満くらいの画質でこれはおそらくこの作品だからというわけではなくて、自分のPS4がProでないことやその他もろもろの原因が考えられるのだけど、とりあえずもうちょっと綺麗にならんかな~という感じです。

キャンペーンモードについて


以下、キャンペーンモードについてだらだらと書いていきます。

ストーリー

前述したとおり、04のストーリーがすごく好きで、また同時に「この世界の片隅に」もかなり良かったので片渕さんが書いたストーリーにはかなり期待していた(片渕さんは04のシナリオライターでありこの世界の片隅の監督)のですが、正直期待外れでした。

私はどちらかというと濃いキャラクターとかが出てくるようなのはあんまり好きじゃなくて、要するに淡々としながらも重みのあるストーリーの方が好きなのですが、どうも5以降ハリウッド映画みたいな路線に走っていて、今作もZEROみたいに「まあちょっと演出過剰じゃないですかね…」という感じがしました。どうも安っぽく感じてしまって、なんというかもうちょっとストーリーとかキャラクターとか全体的に控えめにならないのかなぁ。というのはここ最近のシリーズでずっと思っていたのですが、やっぱり控えめじゃなかったですね…。そっちの方が受けはいいんだろうなぁ。と思うので仕方ないのでしょうか。

また、キャラクターとか派手っぽいストーリーの割にはシチュエーションが頻繁に変わるので結果的に一つ一つに割かれている時間が短く、印象に残らない & キャラクターを覚えることができませんでした。

舞台がUSEAということもあり、04と5のセルフオマージュみたいな感じがしました。特に04の色が強くかったように感じます。例えば敵エースを本人以外の視点から語るとか、ゲーム内での演出(ファーバンティ戦のとことか)などです。これをやるんだったら04みたいに完全にライバルにフォーカスするような感じの方がよかったんじゃないですかね。04もち上げすぎているのは想い出補正の可能性もあるので何とも言えませんが…。

意味深な無線の数々

わりと伏線臭い無線が結構流れていた気がするのですが、後述する通り、結構無線を聴き落としたせいもあって「あの伏線臭い無線どうなったの?」みたいのがかなりありました。いつもであればやり直して聴くと思うのですが、後述する通り「CSゲームはもう卒業かな」と思ってるので謎のまま終わりそうです。

天候表現

これは本当に力が入っているなと感じました。特に雲の表現はすごくて、本当に自分がどこを飛んでいるのかわからなくなります。初めの方は文字通りかなり混乱しました。機体に張り付く水滴の表現などもその力の入れようが伝わってきます。これを表現したいというスタッフの皆さんの力の込め具合と気持ちが伝わってきて、これは本当に一回やってみるべきです。

難易度高くないですか?

難易度なんですが、いつもより高くないですか?ノーマルでこんなにMISSION FAILEDになるかぁ?というくらいFAILEDしました。ミッションにバリエーションを持たせるために天候の影響(風や雷)を導入したと思うのですが、これが難易度を上げる一因にもなっていると思いました。この辺りのバランスは難しいでしょうね…。シリーズ初プレイの人は谷間抜けるミッションとか無理なんじゃないですかね?アレ、シリーズの谷間抜けミッションの中でもかなり難しかったのでは?

逆に恒例のトンネル潜りはいつもより簡単だったと思います。また、数十分のミッションはザラなのでチェックポイントからやり直しできるのはよかったと思いました。

どこかで体験したミッション・どこかで体験したシチュエーション

これは正直仕方ないかと思うのですが、もうこれだけシリーズをやっていると新しい体験のミッションを提示するのは難しいんだろうなぁ。とは思います。どのミッションも過去のどこかで体験したというパターンばっかりでした。これはどうしようもないんでしょうね…。前述のとおり天候要素やその他のストーリー上のアレで工夫を凝らしていたと思うのですが、正直に書くとかえってユーザのストレスを高めただけじゃないかと思いました。これに関してはVRのような別の手法でアプローチしない限りは打破できないんじゃないかなぁ。という気もしました。

対地ミッション

これも毎作思うのですが、もうちょっと対地ミッション減らないのかなぁ。と。特に渓谷でのミッションとかドッグファイトを期待するわけで、前半の対地ミッションとかユーザーからすると苦痛でしかないんですよね。

変態機動の敵

敵の強さを表現するために変態機動するの、もうほんとにやめて欲しいですね。これは5のあたりから片鱗を見せていて、その後、ZERO,6,AHと作を追うごとに酷くなっていったと思うのですが、今作でここに究めりみたいな感じでした。

こちらとしては「追いつつ追われつつを繰り返してじりじりと背後をとってロックオン。当たるタイミングを狙ってミサイル発射」という手に汗握りつつじっくりしたドッグファイトを体験したいのですが、急加速・変態機動で逃げられるとロックオンした瞬間に脳死でミサイル連打で叩き込むしかないんですね…。マクロスちゃうねんで…。

硬すぎる敵

敵の強さを表現するために硬くするというのも、もうほんとにやめて欲しいですね。これはZEROのあたりから片鱗を見せていて、AHのラスボスが硬かった記憶があるのですが、今作も硬かったです。相手の戦闘機は何でできてるんですかね?「うわ~もう硬いな~」と思いながら冷めた気持ちでプレーしている自分がいました。

多すぎる敵

これは6から怪しかったのですが、もう人間の処理能力で捌ききれない数の敵航空機をばら撒くの、もうこれもなんとかならないんでしょうか。ユーザーとしては手に汗握る、じりじり追い詰めるようなドッグファイトをやりたいと思う(あくまで個人の意見です)のですが、こうも大量に敵機がいると常にどこかしらから時機が狙われるわけで、常にアラートは鳴りっぱなしで、なんというかさっきから繰り返し書いているんですが、じっくりドッグファイトしたいんですよ。パッパと次から次に落とすような事務的なシューティングをやりたいわけじゃないんですね…。しかしながら、こうも人間の処理能力で捌ききれない数の敵機をばら撒かれたら事務的に脳死でミサイルばら撒くしかできないんですね…。

BGM

毎作、BGMにもすごく力が入っているなぁ。とは思っているのですが、今作は1巡しかプレイしていないせいか、過去作のアレンジ以外のBGMはほとんど耳に残ってないです。

テレビがデカいと無線を読むのがキツイ


これはゲームの仕上がりには関係ない感想なのですが、55インチのテレビで初めてゲームをプレイしました。テレビがデカすぎて字幕を読むのが厳しかったです。特にエースコンバットシリーズでは無線がストーリーに重要な役割を果たしますが、かなり読み落としたので、おとなしく日本語音声でやればよかったと思いました。映画は日本語音声派の人の気持ちがわかりました。

さよならコンシュマーゲーム


総合的には正統進化という感じでした。内容も悪くなかったのではないかと思います。ただ、自分の中では結構「めんどくさい」とか「イライラ」すると感じる場面が多かったのも事実です。おそらく私が子供のころにこのゲームをプレイしたならば飽きるまでやったと思いますが、残念ながら1週した後にもう一度起動しようという気力は起きませんでした。実は一昨年もドラクエ11を表エンディング終わってしばらくやったあたりで投げており、要するに「これはもう単純に自分自身がゲームが無理になったんだな」と思いました。ちなみにコンシュマーゲームはここ5年くらいで年1本くらいのペースでしかやってません。

公式サイトで開発者インタビューも一読し、そこに掛けるスタッフの皆さんのゲーム作りに対する想いというのもひしひしと伝わってきたのですが、プレイしているうちにその熱量と想いに対して予想以上に盛り上がれなかった自分を見つけてしまい、なんというか一抹の寂しさを覚えました。

VRゲームは当面やってみようと思うのですが、非VRのコンシュマーゲームはもう卒業かな。というのが今作をやった私の感想です。