Amazon primeで視聴。2012年・アメリカ。

ゼロ・ダーク・サーティ

2001/9/11の同時多発テロから2011年のウサマ・ビンラディンの殺害までを実際に起こった事件を織り交ぜながら描いた映画。

2時間40分と非常に長い映画で、1時間半くらいでビンラディンの居場所特定までストーリーが進む。これは残りはどうするのかと思ったのだが、残り1時間ちょいのうち、30分が作戦決行まででラスト40分で作戦が描かれる。正直言ってこれは長すぎではないかと思った。あまりに長いので、緊迫の作戦中に我慢できずにトイレに行ってしまったょ…。殺害作戦は(谷間を縫うヘリのシーンがかなりCG臭いのを除いて)かなり丁寧に作成されており、戦争映画の中でもなかなかここまでのものはないかと。

ラストの演技・演出から「報復の連鎖」への虚しさを視聴者に訴えたかったのではないかと思う。そこを強調するためか、最初から最後までストーリー的な起伏は意図的に排除されていたようで、非常に淡々として進む。何か所かで実在の事件を織り交ぜてくるが、ストーリーが淡々としているだけあって、なんというか、逆に生々しさが増しているような印象を受けた。長い2時間40分のうち様々な要素が最後のメッセージを際立てるために丁寧に組み上げてあった思います。