Amazon Primeで観ましたので感想とか。ダイレクトなネタバレは書いてないですが、人によってはネタバレと捉えられることも書いてるかもしれません。サムネイルと24の制作陣という理由からそれなりにアクションがあるかと期待して観たのですが、そうでも無かったです。前述の通りアクションはほとんどなかったのですが、非常に面白かったです。

ストーリー


ストーリーは長年捕虜としてとらえられていた海兵隊員のブロディが帰還するところからはじまります。事前にある情報を仕入れていたCIAのキャリー(主役)は彼をテロリストと疑うのですが…。

とにかく中盤、全13話中の7話くらいまでなかなか話が進まないです。7話くらいまではブロディの帰還後の人間関係(主に家族)とそれを監視するキャリーを中心に描かれており、ほとんど話が進まないです。進むには進みますが、ガラッと展開が変わるような内容が無いです。また、中盤までは特に続きが気になるような話の引き方(=次話への期待)でない上に、なんてったって1話50分くらいなので、ここまで視聴するのに5時間くらいかかってしまいます。3話くらいまでで切ってしまう人が結構多いのではないかと思った。7話以降はとある情報が見つかってから一気に話が進んで、そのままの勢いを維持してラストまで持っていくような感じでした。

この人が怪しい…。いやこっちも…。実はこうだった…と思わせて、かなり後の話で実はこっちでした。というような、視聴者に疑惑を持たせたり、どんでん返しが多いので、そういった話が好きな人は楽しめる内容だと思います。

ジャンルはサスペンスになってたのですが、仕事とプライベート、特に家族との関わり方について非常に時間を割いて描かれてました。主にブロディの家族が多いですが、それ以外の登場人物のプライベートも丁寧に描かれてたと思います。ラストまで観れば解りますが、ブロディの家族との関係が丁寧に描かれているからこそ、このドラマのストーリーが成り立っているので製作者からすれば当然なのかもしれませんが、あまりにも多くの時間を割いて丁寧に描いているので途中まではこちらがメインのテーマかと思うほどでした。

登場人物


割と性格的にアレだったり、人として多少踏み外した登場人物が多いので「オイオイこれはアレな人のオンパレードかよ。」と思ったのですが、至って真面目な人ばっかりでもストーリーが組めないというのは理解できます。メインの登場人物の中でまともなのはキャリーの同僚のソールとブロディの子供たちくらいです。ソールはもめごとが起こった時の仲介役であったりして、視聴者の気持ちを代弁する役割だったと思います。

主役のキャリーは結果的に指摘している内容があっているケースが多いのですが、双極性障害を患っており、かなりヒステリックな性格かつ強引に物事を進めようとするので、周りの理解を得難かったりします。視聴者は全ての状況を見ているので、彼女の主張・行動は(一部)理解できるのですが、他の登場人物はすべての情報・事情をつかんでいるわけではありません。こういう話は得てして上司が無能なケースが多いのですが、そういうところを加味すると上司のエスティースは優秀かつまともだったと思います。最後のアレを隠蔽してるところを除いて…。

この辺りの通常、上司が無能辺りの単純な設定にするところをキャリーをヒステリックな性格かつ強引な進めかたをするタイプにすることで、上司との摩擦を生むというのは上手くかつ自然だと思いました。代わりと言っては何ですが、ヴァイス・プレジデント様がド無能でした。こいつはヤバい。エスティースも被害者。

演技とかメイクとか


役作りがしっかりしているのか、メイクがしっかりしているのか解りませんが、登場人物の心理状態や体調によって同じ人とは思えないくらい表情や見え方が異なるのはスゴイですね。特に、キャリー・ブロディ。後はブロディの奥さんとか。この辺りの力の入れようは本当にスゴイですね。登場人物のその時々の気持ちや心境の変化が非常に解り易く伝わってきます。

翻訳


字幕版で観たのですが、拙いリスニング能力で聴き取れるところを聴き取ると、結構意訳してるんですね。訳の方が自然で、この辺りは流石に翻訳者の方はプロだな~って思いました。私が聴きとれたところなんでほんの少しではありますが。

まとめ


まあ、なんというか、シーズン7を放映中ということで、キッチリ決着がつくわけではないです…。続きが気になる終わり方をしたので、視聴しようかどうか迷います。現在Primeではシーズン4まで配信していますが、1シーズン観るのに約10時間は流石にちょっとキツイか…。