社内システム担当なので基本なんでもするマンなのですが、UPSのテストまですることになるとは思ってませんでした。UbuntuにSimple Shutdown Softwareをインストールして動作するまでテストしたので手順を書いてみます。

Simple Shutdown Softwareとは


オムロン社のUPS向けのシャットダウンを管理するソフトです。UPSにつないでいるマシンにインストールして使います。オムロン社以外のUPSにも一部対応しているっぽいです。

公式ページ

環境


お約束の環境です。

  • UPS : オムロン社 BU200RW
  • サーバのOS : Ubuntu16.04
  • SimpleSoftware 2.40(Linux版)

手順


マニュアルにはRedHatCentOS以外はソースからビルドする旨が記述してありますが、しなくてもUbuntu16.04にインストール & 動作することを確認できました。

ダウンロード

wgetで落としてきます。

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wget http://www.omron.co.jp/ese/ups/support/download/soft/sss/SimpleSoftwareVer240_Linux_X64.zip

インストール

zipを展開するためにunzipをインストールします。インストール後にダウンロードしたSimpleSoftwareVer240_Linux_X64.zipunzipで展開します。

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apt-get install unzip

Releaseディレクトリの権限変更します。

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chmod -R 0777 Release

Releaseディレクトリ内のinstall.shを実行します。中をみると#!bin/bashと書かれているのでbashで実行する必要があります。shで実行するとエラーが出ます。(エラーが出ながらもインストールは終了の旨が表示されますが…。)

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bash install.sh

設定

下記コマンドを実行すると対話形式で設定がはじまります。

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/usr/lib/ssd/master/config.sh

設定項目と内容はマニュアル見て…。

エージェントの起動


インストールだけではだめなのでエージェントを起動させる必要があります。/usr/lib/ssd/master/AgentManager コマンドを実行します。下記のようなコンソールが表示されるので1を選択します。

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1. Agent Start
2. Communication Port
3. Version Information
0. Exit

Please Select Number:

コンソールに下記が表示されます。1番がStartからStopに変わっているので、エージェントが起動済みであることがわかります。この後、0でExitします。

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1. Agent Stop
2. Communication Port
3. Version Information
0. Exit

Please Select Number:

エージェントが動いているか確認する

ホントにエージェントが起動しているのか恐いのでps -aux | grep ssdあたりでプロセスを確認します。

/usr/lib/ssd/master/ssdDaemonがあればOKです。無事にSimple Shutdown Softwareのエージェントが起動しています。(ssdはシンプルシャットダウンデーモンの略らしい)

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$ps -aux | grep ssd

user     9023  0.5  0.0  18980  2221 ?        S    08:50   0:00 /usr/lib/ssd/master/ssdDaemon

電源引っこ抜く


UPSの電源を引っこ抜きます。ピーピーなりだして、設定した通りにLinuxのシャットダウンが開始されればOKです。また、エージェントはマシンの起動と同時に自動で起動するわけではないので(こちらに書いた設定をやれば自動起動はできます。)テストでマシンをシャットダウンした後はマシンの起動後にエージェントの起動をわすれないようにしましょう。本番でエージェントが起動していなかったら無意味なので。

しかし、精神的に疲れる作業ですね。これは。