今までhttpで運用していたサイトをhttpsにした際に行ったGoogle関連(アナリティクスとSearch Console)の設定や検索順位についてです。

先日書いた通りサイトをhttps対応しました。本サイトはGoogleアナリティクスやSearch Consoleを使用しています。このhttpからhttpsへの移行時にどういった設定が必要なのか書きます。

目次

  1. 前提
  2. Google Search Consoleの設定
    1. https用のプロパティを追加
    2. httpのプロパティは削除するべきか
    3. robots.txtの確認
    4. サイトマップの確認
    5. クローラが取得できるかどうか確認する
  3. Google Analyticsの設定
    1. Search Consoleとの連携
  4. アナリティクスのSearch Console
  5. httpからhttpsへのリダイレクト
  6. 検索順位やPVは…?

前提


既にWebサイトがhttpsで接続できるものとします。なお、以下のGoogle関連の設定前の段階でhttpからhttpsへのリダイレクト設定は特に必要ないと思います。

Google Search Consoleの設定


初めにGoogle Search Consoleの設定を行います。
Google Search Consoleですが、httpからそのままhttpsに移行はできません。httpとhttpsは別の扱いになります。
これは、Search Consoleヘルプのウェブサイト プロパティを追加するにも記述されています。(下記引用)

4.サイトが複数のプロトコル(http:と https:)に対応している場合、それぞれを別のサイトとして追加する必要があります。同様に、複数のドメイン(たとえば、example.com、m.example.com、www.example.com)に対応している場合、それぞれを別のサイトとして追加する必要があります。以下の追加手順を行います。

従って、まずはじめにSearch Consoleでhttps用のプロパティを追加します。

https用のプロパティを追加

追加の方法は割愛。既にhttpのプロパティがあると思いますので、その時と同じくhttpsのプロパティを追加するだけです。
追加すると、下記のような形でhttpのプロパティとhttpsのプロパティの2つができます。

httpのプロパティは削除するべきか

httpsのプロパティを追加したのでhttpのプロパティは削除してもよい。と思うかもしれません。しかし、削除せずに残しておいた方がよいと思います。理由は後述します。

robots.txtの確認

robots.txtをサイト内に配置している場合はクローラがrobots.txtが読み込めるかどうか確認します。
Search Coneoleの下記でエラーが出ていないことを確認します。

でていなければOKです。

サイトマップの確認

サイトマップを配置している場合はクロールがサイトマップを読み込めるかどうか確認します。


「サイトマップの追加/テスト」でサイトマップが読み込めることを確認します。

クローラが取得できるかどうか確認する

「Fetch as Google」で「取得」を実行します。

これでエラーがでなければhttpsでもGoogleのクローラがコンテンツを読み込めていることになります。

Google Analyticsの設定


次にアナリティクスの設定を行います。

「管理 -> プロパティ設定」を選択します。
「デフォルトのURL」を「https:」に変更します。

下の方に移動し「保存」します。

Search Consoleとの連携

次に、Search Consoleとの連携を行います。

「管理 -> プロパティ設定」を選択します。
下の方の「Search Consoleを調整」を選びます。

「Search Consoleの設定」で「編集」を選択します。

「Search Consoleのサイト」でhttpsの方を選択して「Search Consoleにサイトを追加」を選択します。

設定して、しばらくするとSearch Consoleのhttpのプロパティの方に「リンクが解除されました」と表示されます。

逆に、httpsのプロパティの方には「Googleアナリティクスのプロパティxxxに関連付けられるようになりました」と表示されます。

以上で、Google関連の設定は終わりです。
すぐには反映されないかもしれませんが、1日くらいほおっておけば反映されます。気長に待ちましょう。

アナリティクスのSearch Console


さて、Search Consoleの設定で「httpのプロパティを削除しないほうが良い」と書きましたが、その理由を書きます。
アナリティクスの「集客 -> Search Console」でSearch Consoleのデータが閲覧可能です。(連携していた場合)

この連携データですが httpsに切り替えたあとはhttpの時のデータを見ることはできません。
これはSearch Consoleのプロパティがhttpとhttpsで別に分割されていることが原因です。現状のSearch Consoleの仕様では別の扱いとなってしまうのでどうしようもないです。

もちろん、アナリティクスでは引き継がれませんがSerach Consoleでhttpのプロパティを選択すれば閲覧することは可能です。しかし、 Serach Consoleのhttpプロパティを消してしまうと、https移行前の「検索クエリ」などのデータが一切閲覧する方法がなくなってしまいます。 従って、Search Consoleでhttpのプロパティは残しておいた方がよいでしょう。

httpからhttpsへのリダイレクト


最後に、httpからhttpsへのリダイレクトを行います。nginxの場合はこちらの記事に書いています。
レンタルサーバーで予め準備されているWordpressを使用している場合や、ブログサービスを使用している場合は…どうしたらいいんでしょうね?利用したことないのでわかりません。

検索順位やPVは…?


httpからhttpsにリダイレクトしている場合は検索順位等は引き継がれるらしいです。(という話を聞いただけなのでソースはわかりません)実際に私のサイトではPV上位の記事のPV数に変動はなかった(というかむしろ微増した)ので引き継がれていると判断して問題ないと思います。

ちなみに、https移行後にPV自体は1.2~1.3倍になったと思います。とはいえ、それ以外の要素がある可能性は排除できないのでハッキリhttpsのおかげとは断言できませんが。
まあ、1.2~1.3倍になったところで、IT技術系の記事がメインの本サイトとかもともと大したPVでもないのですが…